ファッションはTPO

FASHION Technique

ファッションはTPOと言うけど、実際にはどんなシーンでどんなものを着たら良いのだろう?

こんな質問に答えたいと思います。

この記事を読んでいただければ、ファッションにおけるTPOへの理解を深められるだけでなく、実際に活用することによって、話のタネができたり、「オシャレだね!」と褒められたり、あなたの人生が楽しく、彩りのあるものになるはずです。

そんな日々って、想像しただけで楽しくないですか?

私は、この先の時代で、人間がAIやテクノロジーに勝ることができるのは人間が持つ【 感性 】だと思っています。ファッションは、まさにその感性。

是非一緒に、未来で役に立つ感性を磨いていきましょう。

ファッションにおけるTPOとは

TPOって何のこと?

  • Time(時間)
  • Place(場所)
  • Occasion(場面)

言葉で説明すると、それぞれの時間・場所・場面にあった適切なモノを選び着用しましょうということです。

どんなにファッションを学び、どんなにオシャレなコーディネートを組めるようになっても、このTPOをしっかりおさえられなければ、せっかくの知識やコーディネートが台無し。特に日本人はマナーに厳しいので、TPOを守れて当然と思っている方が多いのです。

例えば、皆でキャンプを楽しもうという時に、スーツを着てくる方はいませんよね?

多くの人が「アクティブな場面では動きやすさが最優先」と考えるはずです。

あえて極端な例を出しましたが、日々の生活の中では、大小に関わらず、こういった選択が繰り返しされています。

この使い分けこそ、ファッションにおいて大変重要な要素です。

まずはこのTPOをしっかり押さえた上で、真のオシャレを目指していきましょう。TPOをおさえられているからこそ、個性が生きてくるものです。

TPOの活用例

実際のシーンを想定しながら解説していきましょう。

カジュアルなウエディング

結婚式でのマナー違反は、今後の人間関係にも大きく響いてくるものですので、気を付けたいところですよね。

服装に指定がある場合(一般的な結婚式や披露宴など)は困ることが少ないと思いますが、カジュアルなウェディングなどで特に指定がない場合、困ることが多いのではないでしょうか。

女性の場合、白は『花嫁の色』とされるので、まずここはNGです。薄いベージュなども写真に写る際、光の当たり具合などで白く映る可能性があるので、避けておいたほうが無難とも言えます。アイテムでいえば、ワンピースにヒール付きのパンプスなどが定番です。アニマル柄は殺生なイメージがあるので避けましょう。

男性の場合は、きちんと感のある襟付きのシャツにジャケットが無難であると言えます。上下のセットアップなどの場合はコットンやリネンなど、型はきちんと感を守りながらも、素材感で適度なカジュアル感を演出するという方法もありでしょう。

いずれにしても、あくまで主役は新郎新婦ですので、自分が目立とうとするのではなく、主役を引き立てることを意識しながらコーディネートを組むことが大切です。

結果的に、ここがスマートに出来ている人の方が「この人オシャレだな」と感じることの方が多いです。

オシャレは、目立たずとも必ず着こなしに現れるものですからね。

社内行事でのバーベキュー

先ほど、バーベキューなどのアウトドアシーンでは、きちんと感はさほど重要ではないという話をしました。

あまりかしこまったコーディネートで行ってしまうと、自分も動き難いですし、洗えないものを着て行ってしまったりすると、汚れや煙などの匂いが気になってしまい、バーベキューを純粋に楽しむことができません。

では、社内行事としてのバーベキューだとしたらどうでしょう。

仲間内でのバーベキューならまだしも、社内行事でとなると、同僚の目もあるし、ラフすぎるわけにはいかないかも…という方もいるのではないでしょうか。

こんなシーンでの洋服選びのポイントとしては、コットンなどの洗える素材を選びながらも、Tシャツにショートパンツなどのカジュアルなスタイリングにより過ぎないことです。

例を挙げてみます。

  • Tシャツではなく、襟のついているポロシャツを選ぶ
  • 襟付きのシャツではなく、襟のないバンドカラーシャツを選ぶ

上記のように、素材やディテールを確認しながら選ぶことが大切です。

まとめ:ファッションはTPO

  • TPOは最低限のマナー
  • TPOにあっていない装いはオシャレではない
  • オシャレは、目立たずとも必ず着こなしに現れる

TPOを理解したうえで

カジュアルだけど、崩れすぎていない
『ドレッシーだけど、適度に崩れている』

この絶妙な感覚を楽しめるようになると、ファッションがもっと楽しくなるはずです。

本日はここまで。

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