【 保存版 】ドレスシャツの選び方
第一印象って物凄く大切ですよね。
襟元が汚れていたり、袖口が擦り切れているというのはもちろん、場面や季節などによって最適なものを選ぶ力というのも非常に重要です。
この記事では、必要最低限の『シャツ選びのポイント』を紹介したいと思います。
この記事を読んでいただければ、最低限のシャツ選び方のポイントが押さえられるはずです。第一印象で負けない印象づくりをしていきましょう。
ドレスシャツのスタイルを選ぶ際のポイント
ドレスシャツの性格を知ろう
ドレスシャツは襟型でその性格が分かれます。
『襟のかたち』や『襟のひらきの角度』に注目することによって性格が見分けられます。
最もフォーマルなシャツは『ウイングカラー』と呼ばれる後ろは首にそって立ち、前は翼を広げたように外へ折り返っている立ち襟のことです。その中でも、胸元についた『ひだ』が16本で幅1cmのものがスタンダード。
反対に、今やクールビズスタイルの定番となっている『ボタンダウン』は、そもそも『ポロ』を楽しむ際に使われるスポーツウェアからきている襟型のため、パティーなどの場には相応しくない襟型です。
- レギュラーカラー
- ワイドスプレッドカラー
- クレリックカラー
- ホリゾンタルカラー
- イタリアンカラー
ウイングカラー
後ろは首にそって立ち、前は翼を広げたように外へ折り返っている立ち襟のもの。
レギュラーカラー
最も一般的な襟型。襟先の開きの角度が75〜90°程度のもの。
ワイドスプレッドカラー
別名『ウィンザーカラー』フォーマル度の高い襟型で、襟先の開きが100〜140°程度のもの。
クレリックカラー
白無地の襟とカフスに、異なる色柄の生地で身頃を組み合わせたもの。
ホリゾンタルカラー
ワイドスプレッドカラーよりも更に襟先が開いた襟型。襟先の開きが180°程度のもの。
ボタンダウンカラー
『ポロ』競技で使用されていたウェアをヒントに作られた襟型。襟先をボタンでシャツの身頃に留めたもの。
イタリアンカラー
シャツの見返しと襟が一体化したもの。基本的にはノータイでの使用を前提とした襟型。
ドレスシャツのサイズを選ぶ際のポイント
適正なサイズを選ぼう
見るべきポイントを簡単に説明します。
- ネック
- 裄丈
- 肩幅
- 身頃
- 着丈
ネック
ネック(首回り)にある程度の余裕があるか。実寸プラス1.5cm〜2.0cm程度がベスト。
裄丈
袖丈の長さは適正か。腕を真っ直ぐ下ろした状態で、カフス(袖口)の先が親指の少し上程度にくるのがベスト。
肩幅
肩の位置は適正か。袖ぐりの縫い目が、肩先の一番出ている骨の上にくるのがベスト。ここは時代のトレンドに合わせて選ぶことも必要。
身頃
身頃にある程度の余裕があるか。身頃ボタンがしっかりと留められ、ムダなシワが入らずに綺麗に下に落ちる程度がベスト。
着丈
着丈の長さは適正か。ちょうどおしりが隠れるくらいの長さがベスト。
ドレスシャツの素材を選ぶ際のポイント
適切な素材を選ぼう
代表的なシャツの素材を紹介します。
- オックスフォード
- ロイヤルオックスフォード
- ツイル
- ヘリンボーン
- ブロード
オックスフォード
英国のオックスフォード大学にちなんだ名称で、2本づつ引きそろえた平織りにした薄地の織物のこと。ボタンダウンシャツの代表的な素材。通気性に優れている。
ロイヤルオックスフォード
オックスフォードの中でも、特に細番手の糸を使ってソフトに織り上げられたもの。光沢が強くよりドレッシーな素材。
ツイル
『綾織』と呼ばれる、織り目が斜めの畝(うね)状に見える織り物の総称。シワになりにくいという特徴がある。
ヘリンボーン
【 ニシンの骨 】の意味。別名『杉綾』と呼ばれる、織り目が杉の葉に似ているところから名付けられた綾織り物のこと。対になる斜めの線が交互に並ぶ織りであり柄の総称。
ブロード
別名『ポプリン』手触りが良く柔らかい素材。光沢があり地合いの密な織物のこと。ドレスシャツの代表的な素材。
まとめ
- シャツの襟型に注目すべし
- 適正なサイズを知り選ぶべし
- 適切な素材を知り選ぶべし
- 全てTPOに合わせたものを選ぶべし
ドレスシャツは、TPOに合わせた選び方は勿論ですが、何よりも清潔感が重要です。清潔感は常に意識しましょう。
興味のある方は、あわせて『ネクタイの選び方』の記事もご覧ください。
本記事の内容の一部は、以下の書籍を参考にしております。更に詳しい内容を知りたいという方は、是非読んでみて下さいね。
本日はここまで。
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