これからの生き方をデザインしよう

LIFE Motivation

この状況の中「これからの世の中ってどうなっていくんだろう?」と不安に思っている方が多いのではないでしょうか。

もちろん、私もそのうちの一人です。未来のことなんて誰にも分かりません。

しかし「これまでと変わらない日常が戻ってくる」という考えは持たない方がいいかもしれないというのが、私の今の率直な気持ちです。

歴史を振り返ってみると、人類は何度も転換期を経験しています。しかし、その度に順応し、発展させ、今日を迎えているわけです。

まさに時代の転換期を向かえた今、変わることを恐れず、前に進んでいかなければいけません。

この記事を通して、少しでも前向きな気持ちになっていただけたり、これからの行動のヒントにしていただければと思います。

『普通の定義』を見直すタイミング

人類の歴史を大きなスパンで見ると、18世紀の『フランス人権宣言』によって、それまでの常識であった『君主制』が崩れ、普通が普通でなくなったというのが、今から約300年前の出来事です。

そして今、新たに普通が普通でなくなるという転換期が来ているのではないでしょうか。我々が、今まで当たり前だと思っていたことに対して「普通の定義とは?」と改めて問われているように思います。

AIとテクノロジーの発展

近年、様々な分野で『AI』と『テクノロジー』の発展が著しいですよね。

身近なところでは、食器用洗濯機・ロボット掃除機・スマートスピーカーやスマートホームなどに代表される『 IoT(Internet of Things)』という、モノをインターネットに接続する技術が活発化しています。

アメリカでは、レジなしAIコンビニ『Amazon Go』が誕生し、AIやテクノロジーの進化によって、これまでの労働型の仕事というのは、どんどん仕組み化され、人の手を離れるものが多くなってきているというのが実状です。

しかし、この流れを悲観的に考えるのではなく、人間がやるべきことをやれる時代がきたと、もっと楽観的に考えるべきだと思います。

それはつまり『なくなる仕事があれば、生まれる仕事もある』ということです。

ファッションの世界で例えばエルメス。もともとは馬具メーカーから始まったブランドですね。『馬車』の時代に創業し、その後『自動車』が誕生した際、どうなったでしょうか。

想像は容易く、馬具の需要は激減したはずです。

その後、馬車の時代は衰退し、自動車の時代が発展していきました。

しかし、エルメスは現代でも世界的な有名ブランドとして、今も愛されて続けています。

一体、何故なのか。

エルメスが、現代でも絶大な信頼を得る世界的ブランドに成長できた理由は、時代の転換期での軌道修正が、非常にうまかったということが理由として挙げられるはずです。

現に、ファッション業界全体の需要が低迷する中、エルメスはそのダメージを最小限に留めていますよね。

この、時代の転換期での『軌道修正能力』が、これからの社会において非常に重要なキーになるはずです。

『石の上にも三年』では危険!?

これだけ不安定な時代に入ると、どんなに大きな企業でさえ、一年後自分たちがどうなっているのかなど、分からないのではないでしょうか。

これまでのように、終身雇用を始めとする、1つの仕事での専門性を高め、その力だけで生涯を生きていくというスタイルが、できなくなる時代が到来したとも捉えることができます。

言い換えれば、自分自身に価値をつけ、個人でファンを獲得していく能力をつけていかなければならない、非常に厳しい時代に突入したと言えるわけです。

そういった意味で『個の時代』と呼ばれています。

『石の上にも三年』という言葉にあるように、辛抱強く時間をかけてスキルを磨くことは、もちろん大切な要素ですが、流れが速く・読みづらい時代においては、専門性を高めるだけでは、その流れに飲み込まれてしまうという危険性もあるわけです。

自分の『好き』と向き合おう

まわりを見渡すと、ブロガーやユーチューバー、インスタグラマーなど、以前では存在していなかった仕事が、ひとつの職業として世間に認知されてきている例も少なくないと思います。

これらを職業としている方々には、共通して言えることが存在します。

自分の『好き』を突き詰めた結果、それが職業になっているということです。

自己発信ツールの環境が整い、個人での発信が容易になった現代では、自分の好きを突き詰めれば、仕事にすることが可能だということを、彼らや彼女らが証明してくれています。

これから本当に変えていかなければならないのは、今までの『労働型』の仕事という概念から、自分の『好き』という感情に向き合った『生産型』の仕事という概念に、考え方を切り替えていくことだと思います。

例えば「今の仕事が好き好きでたまらない」という方は、そのまま好きな仕事を続けましょう。そして、その仕事を更に掘り下げ、新たな視点を持って、次の時代に向けて取り組んでいくものを増やしていきましょう。

逆に「今の仕事は生活のための単なる労働にすぎない」という方は、いずれ自分の仕事が、AIやテクノロジーの進化によって失われた時、一体何をして楽しみながら人生を送っていくかということを本気で考えなければなりません。

まずは、自分の得意なこと・好きなことは一体どんなものなのか?ということを真剣に掘り下げて考え、その好きをどうやって生活の基盤としていくかという方法を考えていきましょう。

この新たな概念の先に、新しい時代を生き抜くヒントが隠されているのではないでしょうか。

まとめ:これからの生き方をデザインしよう

  • 普通の定義を見直そう
  • なくなる仕事があれば、生まれる仕事もある
  • 自分自身に価値を付け、自分の『好き』と向き合おう

本日はここまで。

今回の記事の内容の一部は、以下の書籍を参考にしております。時間のある方は、是非読んでみて下さいね。

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